浦山川 細久保谷 左俣(シセン)     平成20年7月7日

コースタイム 西武秩父駅=細久保橋8:00〜8:10左俣橋8:35〜グミの滝11;00〜縦走路13:15〜一杯水避難小屋13;30〜13;50三ツドッケ14;05〜ハンギョウ尾根〜大ダワ林道15:10〜16:05東日原バス停


ジーコ平
西武秩父駅からタクシーで川俣橋〜細久保谷に沿う林道をゲートまで行った(4500円)ゲートの先の細久保橋をわたり林道を行くと営林署の建物があるジーコ平に着き、すぐに左俣橋が出てきてここから入渓した。入渓前に登山道を探しに少し登るとカーブミラーの所に仙元谷と書かれた小さな標識がありそこから踏み跡見られた。左俣橋に戻って沢に下りた。先ほどのカーブミラーのところに大岩のナメ滝8mだ出てくる。薄暗い谷はその後も大岩のゴーロと小滝が出てくるが越えるのは簡単だ。

3m斜滝
左から大きな枝沢が入る所にはシオジの大木があって目安となる。小さなゴルジェの小滝を過ぎると右に3m滝で枝沢が合う。「今日も1日安全釣行」のいかにも手作りという感じの木札が見られる。小滝を2個ほど越えると谷は開けて明るくなる。シオジ林の気持ちよい広場で休憩をする。まもなくして二俣になり右に入る。小滝が続き、3mの斜滝は左から巻いた。

作業小屋
ワサビ田と荒れ果てた作業小屋が出てきてその先に「一杯水を経て三ツドッケへ」の標識が沢を渡るように右をさしている。沢には崩壊した木橋がある。以前は登山道があった事を示している。対岸には道らしきものは見えなかったが取り付き部が崩壊しているのだろう。標識は手書きでグミの滝往復20分と書かれ、上流に矢印が付けられていた。グミの滝見物者が多いのだろうか。

グミの滝
グミの滝は25mの直瀑で豪快な滝だ。しばしマイナスイオンを浴びて、右の斜面を這い上がるとしっかりとした登山道に出た。グミの滝を巻くように付けられているようだ。登山道から滝上に下り、落ち口を見物した。小滝2個を越えるとワサビ田になってバラ線とボサでやや歩きにくくなった。沢も急になってきた所で左の尾根に逃げてしばらく詰めると平行に付けられた作業道に出たのでやや左に進み稜線に近い所で5分ほど詰め登ると縦走路に出た。そのまま作業道を進むと棒杭尾根付近に出られると思われる。

下山した
ハンギョウ尾根
縦走路を右に5〜6分も行くと川俣への分岐標識があった。グミの滝から登山道を来るとここに出てくることがわかった。一杯水避難小屋から三つドッケに向かった。第一ピークまでも急登で更に下り、上り返して三つドッケ山頂に着いた。もっと簡単にピークだと思っていたが予想外だった。いつも巻き道で通り過ごしていたので知らなかった。下山はハンギョウ尾根を下った。モノレールの軌道が敷かれた尾根で迷うことも無く大ダワ林道に降り立った。少し前から降り出した夕立が激しくなり傘を差して東日原バス停に着く。乗客が多く2台目のバスに乗った。奥多摩駅で偶然平野さんと会い、もえぎの湯〜鳩ノ巣の釜飯屋とお決まりのコースをたどった。釜飯屋では渡渉訓練を終えた師匠と久美さんにお会いした。偶然が重なった一日でした。